FX初心者がFXを始める際の会社の選び方
抑えるべきは手数料、取引単位、安全性の3つ
いざFXをはじめようとすると最初にすることが、FX会社を選んで口座開設をすることですね。
BE:FXで紹介しているだけでも多くのFX会社があるので、その中から選ぶだけでも至難の業です。
スペックや取引きツールなど各社特徴をアピールしていますが、初心者の方はまず以下の3つを押さえておけば問題ありません。
- スプレッド(手数料)はどのくらいか
- 通貨ペアの最低取引単位
- FX会社の安全性
スプレッドは狭いほど良い!
最も重要なのはスプレッド(手数料)です。
スプレッドは売値と買値にわずかな差(0.3銭~)があり、その差分が取引コスト、つまりFX会社の取り分になります。最も狭いスプレッドで0.3銭なのですが、円に換算すると0.003円です。仮に1,000通貨で取引した場合、3円の手数料がかかってくることになります。
この差が狭いほどコストは小さくなる(FX会社の取り分が少なくなる)ので、「スプレッドが狭い」FX会社を選ぶことが取引を有利に進める第一歩となります。
1,000通貨で取引できるFX会社を選ぶ
初心者が初めてFX取引をする時は、なるべく少額で開始したいところですよね。
FX会社は大きく分けて2つの取引単位を設定していて、1,000通貨取引と10,000通貨取引があります。1000通貨単位で取引するということがどういう事かというと、あなたが米ドル/円で取引をした際、1000ドル単位(1ドル100円なら日本円で10万円単位)で取引可能という事になります。
10,000通貨だと、単純に10倍なので、10,000ドル単位(1ドル100円なら日本円で100万円単位)ということになるので、初心者がいきなり挑戦するのは投資額が大きくなってしまいます。
仮にドル円の通過ペアで10円の円安が起きた場合、1000通貨単位であれば1万円の損失、10000通貨単位だと10万円の損失を生みます。逆に円高であれば1万円の利益と10万円の利益を生みます。
要はハイリスクリターンか、ローリスクリターンのどちらで勝負するかです。
言うまでもありませんが、初心者の方には1000通貨単位での取引をおすすめします。または、資金をあまり用意できない方におすすめと言えます。
よく「4,000円から取引可能」という表現をしているサイトを見かけますが、これはレバレッジ25倍で運用した場合です。※1ここでは簡単な説明にとどめますが、レバレッジとは手元の資金が少なくても、FX会社の資産を利用して数倍もの取引ができることを言います。
ほとんどのFX会社が最大25倍のレバレッジまで設定しているので、運用資産を25分の1にしてよりリスクを小さくして運用できますよ!ということです。 ※1 計算式はこちらです。1000通貨×100円(=1ドル)÷25=4,000円
安心・安全なFX会社に口座を開く
そしてFX会社の安全性です。為替魚で紹介しているFX会社は全て信頼のあるFX会社ですが、それでも心配な方は以下をチェックしてください。
・自己資本規制比率
・上場している会社、上場グループ会社
・口座数
自己資本規制比率は金融庁により、120%を下回ったらダメですと決められたルールです。ちなみに200%以上であれば健全です。
上場している会社、上場グループ会社が100%安全とは、このご時世なので言い切れませんが、やはり資本の観点から倒産のリスクがきわめて低いです。
口座数もユーザーに選ばれている証拠ですので、信頼して良いでしょう。口座数が多い=良いFX会社と言い切ることはできませんが、多くの方に選ばれていることは間違いありません。メディアへの露出が高いから!とも言えますが、これも裏返せば資本力のある証拠です。
次に取引きツール、マーケット情報、シストレ
画像引用元:外為オンラインいまはスマホで取引を行う方も増えており、各社アプリで取引可能になっています。スプレッドや取引単位などのスペックも重要ですが、 実際に取引を行う管理画面の利便性やマーケット情報の豊富さもかなりの重要項目と言えます。
但しこればかりは使ってみないとわからない部分もあり、個人的には気になるツールや情報ソースを保有するFX会社の口座を複数持つことをおすすめします。
口座開設自体は無料なので、利用していく中で徐々に自分に合った会社に資金を寄せていくやり方です。
あなたがサラリーマンや主婦で四六時中、取引できないという方であれば、システムトレード(自動売買)、通称シストレを運営するFX会社がおすすめです。
シストレなら「過去の値動きから取引きをシステムに任せられる(リピート型)」なかには「プロが組んだストラテジーを選ぶだけであとはお任せ(選択型)」だったりできます。当然注意も必要で、海外のシストレをローカライズしただけとか、ストラテジーが複雑で逆に上級者向けもあります。
最後にキャッシュバックが大きいか?
スペックも比較したし、各社の取引ツールの特徴もわかったけど、正直大きな違いがないような。。 確かにFX会社のスペックは大金を投資しない限り、大きな差がないのも事実です。そういう方は単純明快にキャッシュバックされる金額で選んでください。
BE:FXで紹介するいくつかのFX会社ではBE:FX限定のタイアップキャンペーンを設けているので、開始時に有利に投資を展開できます。
また、使うほどにキャッシュバック額が増えたり、口座開設だけでもキャッシュバックされたりと各社特徴がありますので、比較してみてください。